活躍を期待する選手紹介

【バスケットボール】齋田 夢良(さいだ ゆら)さん

【プロフィール】
齋田 夢良(さいだ ゆら)
2006年4月24日、宇都宮市生まれ
宇都宮市立清原東小学校―同市立宮の原小学校―同市立陽南中学校
身長167㎝
目標とするバスケットボール選手は河村 勇輝選手(東海大)
好きな食べ物はオレンジ

【実績】
2021年 全国U15バスケットボール選手権大会 ベスト4
      関東中学校バスケットボール大会 ベスト4
      全国中学校バスケットボール大会 ベスト8



さらなる高み目指す15歳


 夏休みの中学校体育館。バスケットボールのドリブル音や、シューズで床を踏みしめる音が響き渡ります。ディフェンス、オフェンスと実戦形式の練習に取り組む女子バスケットボール部員の中で、スピード、ポジショニングなど、ひときわ目立つ存在があります。宇都宮市立陽南中学校3年、齋田 夢良さん(15)です。「シュートを決めた瞬間が一番うれしいですね」と笑顔を見せます。


チームの中でもひときわ目立つ存在の齋田さん(写真中央)

 齋田さんがバスケットボールを始めたのは小学校1年の時。同市宮の原小学校でバスケットボール部に入っていたいとこが、全国大会で優勝したことがきっかけでした。その後、齋田さんも宮の原小バスケットボール部の主力選手となり、小学校時代は関東大会に5回、全国大会に2回の出場を果たしました。とりわけ小学校6年時は関東大会を含め公式戦無敗という抜群の実績を残しました。
 思い出に残る大会として、齋田さんは優勝した小学校6年時の関東大会を挙げます。「周りは強くて体の大きいチームばかり。自分たちは体も小さかったので、正直、自信はありませんでした。でもディフェンスから流れをつかむことで勝ち進むことができました。ディフェンスの大切さを改めて実感しました」と振り返ります。




全国大会でも活躍


 陽南中に進んでからも、めきめきと頭角を現し、関東大会、全国大会でも活躍します。中学1年からは毎年、年代別のナショナルメンバーにも選ばれています。今年1月に東京で行われた第1回全国U15選手権大会(ジュニアウインターカップ)にも本県代表メンバーとして出場。群馬県代表との準々決勝では22得点を挙げるなど、ベスト4進出に大きく貢献しました。陽南中では主将も務め、チーム全体をまとめる立場にもあります。「試合でも練習でも、積極的に声を出して、チームを盛り上げることを心掛けています」と話します。陽南中バスケットボール部顧問の大房 健太教諭(26)は「スピードや一つ一つのプレーの質など、ほかの3年生と比べても群を抜いています。日本を代表するプレーヤーを目指してほしいですね」と目を細めます。


他を寄せ付けないスピードとテクニックが齋田さんの持ち味です



日本代表の活躍も刺激に


 来年の「いちご一会とちぎ国体」に対しては「地元で国体があるということは励みになるし、こういう機会があることに感謝です。今よりももっと上手になって、国体でプレーしたいです」と声を弾ませます。
 本県を代表する選手に成長した齋田さんですが、いざ練習、試合を離れると「ユーチューブを見たり、好きなアニメ、音楽を鑑賞したりするのが気分転換です」と話す等身大の中学生らしさものぞかせます。


大人顔負けのプレーとは裏腹に、インタビューでは中学生らしい表情が垣間見えました

弟の香綾(かりん)さん(12)も同じ陽南中の1年でバスケットボール部に所属しており、自宅では米プロバスケットボールNBAの話をしたり、時にはバスケットボールの技術的な話もしたりするそうです。また、今夏の東京オリンピックで準優勝したバスケットボール女子日本代表の活躍も刺激になったようで「ディフェンスのときのプレッシャーの掛け方や、シュートの精度が凄かったです。いつか自分もあの場に立てるようになりたいです」と目を輝かせます。
 1対1での強さには自信を持っていて、ドリブルで相手をかわしてシュートまで持っていくところを自身の得意なプレーとしています。一方で今後の課題として「3ポイントシュートの確実性」を挙げます。たゆまぬ向上心を胸に、現状に満足することなく、さらなる高みを目指し続けます。


3ポイントシュートを狙う齋田さん